今回は、MicrosoftVisualStudio 2010 を使用してWindows向けインストーラーを作成する手順を掲載します。
開発したシステムは、インストーラーを使用者に配布して使っていただきます。
VisualStudioでは、インストーラーが簡単に作成できるのです。
ヘッダーメニューの[ファイル]→[新規作成]→[プロジェクト]をクリックします。
[その他のプロジェクトの種類]を展開し、さらに[セットアップと配置]を展開します。
[Visual Studio インストーラー]をクリックして、[セットアップ プロジェクト]を選択し、[OK]をクリックして追加します。
次に実行時にインストールされるものを指定します。
基本的には、以下の操作となります。
[アプリケーションフォルダー]を右クリックします。
[追加]→[プロジェクト出力]を選択します。
[プライマリ出力]を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
セットアッププロジェクトをリビルドすることで、プロジェクトのディレクトリ内にある、「Debug」ディレクトリ内にインストーラーが生成されます。
基本的にはたったこれだけでインストーラーが作れます。
ユーザーのデスクトップに実行ファイルなどを置きたい場合は、[ユーザーのデスクトップ]を右クリックして[追加]から同じように設定します。
また、プログラムメニューに置きたい場合は、[ユーザーのプログラムメニュー]から行います。
基本的には上記の手順でよいのですが、DLLやディレクトリなどがさらに必要な場合は、 [アプリケーションフォルダー]→[追加]から、[フォルダ]、[ファイル]、[アセンブリ]を選択して手動で追加してください。