○~△までなら□・・・などどいうように、ある範囲の数値をある数値に自動で変換したいときってありますよね。
通常この処理は、マクロ(VBA)でプログラミングしますが、VLOOKUPを使うことでも実現できるんです。
その方法を紹介します。
VLOOKUPの4つめの引数をTrueにすることで、近似一致検索を行うことができます。
これを利用するのです。
※近似一致検索を行う場合、第二引数の範囲は、昇順に並べる必要がありますので注意。
とりあえず、こんな感じで設定します。
行うことは、以下の2つです。
[判定用の表を作成]
まず初めに、どの範囲の値ならどの値にするといった表が必要です。
今回は、上のイメージの右の表のように作成しました。
これは、指定値以上なら設定値の値を表示するというように設定します。
[VLOOKUPの記述]
B3のセルに、以下のように記述します。
=VLOOKUP(A3,D$4:E$10,2,TRUE)
記述したら、B3のセルを選択して、セル右下の小さい■を下にドラッグしてコピーします。
[値の入力]
A3セルに値を入力してみてください。
先ほど作成した表にしたがって、B3セルに数値が表示されます。