信じている人といない人では、圧倒的に信じている人が多いようです。
科学的にも証明されていないこの存在をなぜ人は信じるのでしょうか?
信じている理由は以下が大半のようです。
人から聞いた
実際に体験した
皆がいるというからなんとなく
この中でも、「人から聞いた」というのが圧倒的に多いのです。
このような理由で信じるなんて、なんと心が綺麗あるいは無知で弱い生き物なのでしょうか。
その理由をいくつか考えてみました。
進化の過程で知らないものを怖がるようになった。
遊びや話のネタで、嘘の話を話す人が多い。
子供などを躾けるために、小さいことから霊の話をする。
無知だから人の話を真にうける。
理解できないことは霊のせいにする。
などなど、いろんな理由があると思います。
昔の人々は雷も恐れていたようです。
知らないものを怖がる心は必要です。
もし怖がらなければ、野生では肉食動物に食べられてしまいます。
そういった進化の過程でこういったものを怖がる習性があるのでしょう。
また、人の話を信じる人が多いようですが、ほとんどが嘘なのです。
しかし、中には本当に不可解な出来事も起こっています。
なぜ不可解かというと、我々が無知だからです。
例としてお話します。
あるアパートのある部屋に入居すると必ず死ぬという話がありました。
なんと入居者が3人連続で死をとげたのです。
これが事実であれば、霊の仕業だと思う人は多いと思います。
しかし、よく考えてみると不思議なことではないのです。
世界中のアパートの部屋の数、入居者で死ぬ人の数などのデータから確率をだすと、世界各地で3回連続で入居者が死ぬということは十分起こり得るのです。
たまたまこういうことが自分のまわりで起こっただけなのです。
しかし不思議ですよね。こういうことは霊だと思うのに、宝くじに当たった人は霊だと思わないなんて。
実は実際に見えることはあるのです。
人間の視覚は適当なのです。
目ではっきりと見えている部分というのは中心付近のほんのわずかです。
その他はピントがあっていなくボヤけているはずなのだが、後から思い浮かべると鮮明に周りの映像が浮かんできませんか?
これは脳が今までの経験などから自動補正しているのです。
脳はいろいろな情報を付加して映像を認識するため、その時に霊が見えることがあるのです。
また、これも進化の過程で、顔のようなものは映像は顔と判断しやすいようにできています。
そのため木の幹などの模様が少しばかり顔に似ているだけで、人は顔だと思い込みやすいのです。
そして、一瞬しかみていないものなどは、霊だと思うのです。
これは、聴覚や嗅覚も同じです。
見ているものが違うと、同じ音や匂いでも違ってくることがあります。
こういった錯覚が起こり、信じてしまうのでしょう。
そもそも錯覚ではなくても、脳が狂ってしまうことは普通にありえますからね。
これも錯覚に関する部分もありますが、皆さんはマジックを見破れますか?
見破れないこともありますよね。
これは理解ができなくても何かネタがあるんだな~って納得すると思います。
これらが普段自然現象で起きたらどうでしょうか。
おそらくビックリしてまた霊の仕業にするのではないでしょうか。
このように皆さんはちょっとしたことですぐ霊のせいにしすぎなのです。
確かにそうした方が楽なときもありますが、もっといろんなことに目を向けてみましょう。
実際に存在していて、調べたりでもすればノーベル賞とれますよ。
だって気体に意思があるなんて凄いですし、拡散せずに留まるんですから。
なので存在していた方が私からしたらありがたいです。
ただ、100%いないとは言えません。
似たようなものが今後存在しないとは、言えないのです。
そんな証明はできないから。
ただ、限りなく100%に近い確率でいないのは間違いないと思います。
人々が様々な出来事に都合をつけるために作ったものなのです。