PHPについて勉強したいといういう方向けの記事となります。
最近PHPを教えてと言ってくる人が多いので記事にしてみました。
言語っていうのは、HTMLやCSSと違ってとっかかりにくいですよね。。。
今回は、HTMLが分かるということを前提にPHPについて基本的な導入部分を紹介します。
初めから、フレームワークを使ってオブジェクト指向を覚えて。。。などというのは難しいです。
そのため、HTMLにPHPスクリプトを書くという方法で説明していきます。
PHPをどこにどうやって書けばいいのか?
PHPはHTMLに直接記述することができます。
<PHP? ~ ?> 内にPHPプログラムを記述することでPHPが実行されます。
また、これらの指定は複数記述することが可能です。
<html>
<body>
<?php
echo "test";
?>
</body>
</html
上記では、testをいう文字列を表示しています。
PHPでは処理の最後に、「;」を記述する必要があります。
こんな簡単に、PHPを好きな個所に記述できるのです。
プログラミングの入門で一番最初に覚えるのがこの変数です。
変数とは、データを入れる箱のようなイメージです。
PHPでは、$[半角英数字記号]という決まりで変数を定義します。
例えば、名前・年齢の変数を作る場合は以下のようにします。
$name = '時男';
$old = 26;
$name に '時男'という文字列を格納し、$old に 26という数値を格納しました。
これらを表示するには、以下のようにします。
echo $name . '<br />';
echo $old . '<br />';
表示例:
時男
26
こんな感じで、変数を作って、値を格納し、その後の処理で変数を使用していきます。
文字列・数値の和、差を求めます。
$price1 = 1000;
$price2 = 500;
$sum = $price1 + $price2;
$minus = $price1 - $price2;
echo '和 : ' . $sum . '<br />';
echo '差 : ' . $minus . '<br />';
表示例
和 : 1500
差 : 500
このようにして値の和・差などを求めることができます。
文字列でも同様なので試してみてください。
IF文とは、様々なものを比較して判定するための関数です。
さっそくサンプルを見てみましょう。
$name = '時男';
$old = 26;
if($old == 26) {
echo $name . 'は26歳である';
}else{
echo $name . 'は26歳でない';
}
これを実行すると、「時男は26歳である」と表示されます。
[==]は、等しいという意味です。[!=]は等しくないという意味になります。
[<][>]などをよく使用します。
() 内に一致すると{~}内が実行され、一致しない場合は、else{~}内が実行されます。
FOR文とは、繰り返し処理を行うための関数です。
サンプルでは、1~10の数字を表示しています。
for($i=1;$i<=10;$i++) {
echo $i . '<br />';
}
() 内は、$iが1から始まり、1づつ加算して10になるまで{}内を処理するという意味になります。
{ } 内の$iは、1づつ加算されるため、1~10までの数字が表示されます。
次に、フォームに値を入力して、次の画面で入力した内容を表示する処理を記述します。
そのため、入力画面と確認画面の2つの画面を作成することになります。
Form での値の送信には、GETとPOSTの2パターンあります。
今回は、POSTを用いた方法で行います。
入力画面
<form actions="confirm.php" method="post" name="form1">
お名前<br />
<input name="user_name" type="text" value="" /><br />
年齢<br />
<input name="user_old" type="text" value="" />
</form>
確認画面(confirm.php)
<?php
$name=$_POST['user_name'];
$old=$_POST['user_old'];
echo 'お名前 : ' . $name . '<br />';
echo '年齢 : ' . $old . '<br />';
?>
post送信したフォームのデータは、$_POST[[formで指定したname]]のようにして取得します。
get送信の場合は、$_GET[[formで指定したname]]となります。
今回は超初級入門ということで、基本的なところを紹介致しました。
これらはどれも重要なところなので、しっかりと理解しましょう。
言語を覚えるのに重要なことは、基本的なことをしっかりと理解すること、途中であきらめず粘り強く学習すること、実際にプログラムを作ってみることです。
言語を学習する中で、様々な壁にぶつかるかもしれませんが、あきらめずに頑張ってみてください。